2024年10月7日（月）取引分より、当社START市場における不動産投資受益証券の呼値の単位及び制限値幅を下記のとおり変更します。
現状、START市場で取扱中の不動産投資受益証券は、一口当たり100,000円を発行価格として発行され、START市場での取扱開始後の取引価格は100,000円を挟み概ね上下5％程度の範囲で推移しています。一方、現行の呼値の単位は投資者にとっての視認性を重視し、桁数が変わる100,000円を境に1円（100,000円以下の価格に適用）から5円（100,000円超）に切り替わる設定としております。当該状況において、100,000円を境に呼値の単位が切り替わることは、発注において煩雑であり、取引の活性化に少なからず影響を及ぼしていると想定されます。よって、発注が容易となることを企図し100,000円を境に呼値の単位が切り替わらないよう呼値の単位のテーブルの変更を行うこととしました。なお、当該変更に併せて、他の価格帯における呼値の単位の変更及び制限値幅のテーブルについても調整を行っております。


変更反映日：
2024年10月7日（月）の取引より有効とします。


変更内容：
不動産投資受益証券の呼値の単位及び制限値幅を以下のとおり変更します。
なお、10月7日（月）の取引に用いる基準価格に変更後の呼値の単位に満たない端数が生じる場合は、四捨五入等により調整を行います。当該調整後の基準価格は、10月4日（金）の午後7時頃に当社STARTホームページ「銘柄一覧」画面に掲示いたします。
また、10月7日（月）の制限値幅は、当該調整後の基準価格をもとに設定いたします。

・呼値の単位

・制限値幅

 
＜ご参考＞　現行（変更前）の呼値の単位及び制限値幅

・呼値の単位

・制限値幅

本変更について、「セキュリティトークン取引に係る業務規程施行規則」の別表―１及び別表―２を改定します。改定版（2024年10月7日（月）施行予定）の規則を、2024年10月4日（金）のSTART市場の取引時間終了後に当社ホームページ「規程・規則等」に掲載致します。


システム仕様について：
本件の変更に関して、システム仕様の変更はございません。
なお、セキュリティトークンデータファイル仕様書（ODX Security Token Data File Formats）について、Appendix 1に本件呼値の変更の内容を反映しVersion1.2とします。更新版（Version1.2）の仕様書を当社STARTホームページ「システム仕様書」に公開しておりますのでご確認ください。


テストスケジュール：
・2024年9月9日（月） UAT環境において、本変更の適用開始
・2024年10月5日（土） 本番環境における休日テスト（取引参加者から申込みがある場合のみ実施）
・2024年10月6日（日） 本番環境における休日テスト（取引参加者から申込みがある場合のみ実施）
・2024年10月7日（月） 本番稼働

以　上